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2本の移動平均線 乖離インジケーターを使った実践デイトレード手法

FXトレード手法

2本の移動平均線乖離を使ったデイトレード手法の紹介。

まずは表示している移動平均線の乖離インジケーターについて簡単に解説していきます。(詳しくはこちらのページで説明しています。)

チャート右上に縦3列に数字が表示されています。
上から順に、リアルタイムでのスプレッド表示、MA①(黄色い移動平均線)とローソク足の乖離をpips表示、MA②(赤い移動平均線)とローソク足の乖離をpips表示。

次に★マーク(赤色と黄色)は、移動平均線とローソク足があらかじめ設定したpipsに乖離すると自動でアラートとサインで知らせてくれます。

うさぎ最終兵器
うさぎ最終兵器

実践のトレードでは、5分足と1時間足に移動平均線の乖離インジケーターを表示。日足と4時間足のMTFで中期的なトレンドや短期的に仕掛ける方向を決定していきます。

それでは実践トレードを確認していきましょう。

実践例① MA乖離トレード

短期移動平均線と長期移動平均線の2つの乖離シグナルで信頼度アップ!

トレードのポイント

・2つのMA乖離シグナルで信頼度アップ
・サポート&レジスタンス付近のシグナルで信頼度アップ

・RSIとシグナルで信頼度アップ

チャート表示は、日足、4時間足、1時間足、5分足となっています。
まずはマルチタイムフレーム分析で日足と4時間足を使い、中期的なトレンドの方向、買い方・売り方の防衛ライン、短期的に仕掛けるシナリオを組み立てていきます。

日足の環境認識

fxデイトレード手法

日足に表示しているD-Navigationの方向が右下へ傾いているため、中期的には売り優勢の相場環境です。RSIは50を下回っている状況で、黄色い移動平均線の下にローソク足がいますので短期目線的にも売りで仕掛けたい相場です。

日足の環境認識

・中期トレンドチェック
・日足のサポート&レジスタンス
・プライスアクション

ウサギ最終兵器
ウサギ最終兵器

D-Navigationのライン付近でのプライスアクションに注目。
ラインの傾きだけでなく、買い方と売り方のパワーバランス、サポート・レジスタンスラインとしても注目。

4時間足の環境認識

4時間足チャートに表示しているのはフィボナッチ・リトレースメントです。今回実際に移動平均線乖離シグナルでトレードしたポイントは、フィボナッチ50%から急反発上昇をしたポイントです。

まずフィボナッチ50%付近の安値が直近で買い方が意識してくるサポートゾーンになります。次にローソク足は赤い移動平均線の下で推移しています。RSIは50ライン下で推移。4時間足でも売り優勢の展開に変わりはありません。

4時間足の環境認識

・フィボナッチで、押し戻しをチェック
・4時間足のサポート&レジスタンス
・プライスアクション

うさぎ最終兵器
うさぎ最終兵器

4時間足ではフィボナッチ50%付近から急上昇で陽線を確定させましたが、売り圧力が強くローソク足は長い上髭となっています。赤い移動平均線をローソク足が明確に抜けるまでは、売りで仕掛けるポイントを探したい相場です。

1時間足と5分足の環境認識

日足と4時間足の環境認識から、仕掛ける方向は決めました。
あとは移動平均線の乖離シグナルでエントリーするタイミングを待ちます。

上チャート左の1時間足では、黄色い移動平均線からローソク足が設定したpipsほど乖離して黄色い星シグナルが点灯。5分足は赤色と黄色のダブルシグナルが点灯しています。

そして1時間足は赤い移動平均線と白いラインがレジスタンスになっています。RSIは1時間足と5分足の両方で、70付近となっています。

うさぎ最終兵器
うさぎ最終兵器

・ダブルシグナルは信頼度アップ
・シグナル+サポート&レジスタンスは信頼度アップ

利益確定ポイント
フィボナッチ50%で反発した直近安値付近では、買い方がサポートを入れてきやすいポイントです。
1時間足の黄色い移動平均線、5分足の黄色と赤の移動平均線、プライスアクションをチェックしながら買い優勢になるなら決済します。

今回は売り優勢となり、フィボナッチ61.8%付近で1時間足の赤い乖離シグナルが点灯。ここで利益確定となります。

損切りポイント
損切りはシナリオが崩れた時点で実行します。
今回のエントリーであれば、1時間足の赤い移動平均線と白いラインがレジスタンスとして機能して反転しています。反転したローソク足の高値を明確にブレイクしてくるようであれば、私は迷わず損切りをします。

まとめ

2本の移動平均線とローソク足の乖離からシグナルを表示させるインジケーターの使い方は他にもありますが、1つの例として参考になれば。

過去データを収集することでより確度の高いトレードも可能になってきます。

移動平均線の乖離シグナルだけでも勝てている場面は多いですが、複数時間足を使った分析(MTF)で中期・短期のトレンドを読み、デイトレードで有利な方向を導き、乖離シグナルでエントリーする方がパフォーマンスは圧倒的に高くなります。

具体的なトレードプロセスを紹介することで、初心者の方の参考になれば幸いです。

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